住宅ローン審査基準:属性審査

住宅ローン審査での審査基準の一つに属性審査があります。

属性審査とは、借入者の返済余力等を審査することです。属性審査では何を審査しているのでしょうか?

 

 

こんにちは。

台東区上野で不動産問題解決コンサルティング仲介の

株式会社ユー不動産コンサルタント脇保雄麻です。

 

今回は、「住宅ローン審査基準の属性評価」についてです。

住宅ローンを申し込む時に必要となる審査。

 

その審査で何を見られているの?って気になるところだと思います。

 

審査には基本的に

 ①属性審査(申込者の信用)

 ②担保評価(購入予定の物件)

があげられます。

 

今回は属性審査(申込者の信用)に関して、どのようなところを見ているかを記載したいと思います。

 

<属性審査>

 

1:個人信用情報の照会

現在の借り入れ状況を見て、住宅ローンの申込金額に返済に負担はないかどうか?

過去に滞納したことはないか?

等を個人信用情報機関によりチェックしていきます。

 

個人信用情報機関は、それぞれの業界別に分かれており、

銀行、クレジット会社、信販会社、自動車メーカー系・百貨店系クレジット会社、等によって分かれております。

 

個人信用情報機関としては下記があげられます。

  全国銀行個人信用情報センター

   (株)シー・アイ・シー

   (株)日本信用情報機構

 

2:勤務先と勤続年数

大手企業と中小企業とで遅延の確立に差が出てくるので、勤務先の規模も審査対象になってきます。特に入れ替わりの激しい業界や外資系企業は、厳しくチェックされます。逆に公務員の方は優良と見られる確率が多いみたいです。

 

また、都市銀行では、勤続年数が3年以上とするところが多いですね。

 

スキルアップの為の転職なのかどうか?や内容によって異なり

勤続年数が少なくても審査対象になる借入先はあります。

 

ご不安な方は一度ご相談ください。

当社仲介しているお客様は、無料でアドバイスしております。

 

3:収入

収入に対して借入金額の返済負担が妥当かどうかを判断します。年収に対して借り入れの毎年の返済負担率がどうかを見ます。

 

こちらは、年収にもよりますが、負担率は大体30%~35%が多いです。

 

EX)年収500万円

ローン返済月額10万円(年額120万円)

→120万円 ÷ 500万円 × 100 = 24%

*年収500万円の人が毎月返済10万円なら負担率が24%だから返済負担率に収まって          いるという事。

 

また、収入の証明として、会社勤務か経営者によって違ってきます。

 

会社勤務であれば、源泉徴収票で基本大丈夫です。

自営業者の場合、決算報告書が3期分必要となってきます。

会社経営者の場合、社長個人の給料証明と合わせて3期分の決算報告書を求められる場合も出てきます。

 

特に自営業者の場合、

節税対策から申告を赤字にしている場合が多いですが、そのために住宅ローンが借り入れできないという場合も多いです。

 

4:借入時の年齢

住宅ローンの借入期間は、基本的に35年が最長ですが、

完済時の年齢が75歳から80歳としている金融機関が多いです。

 

そこから借入期間の審査結果を判断します。

(担保評価による借入期間の判断もあります)

 

例えば、借入時の年齢が40歳で返済期間35年となると完済時年齢が75歳ですが、

金融機関は総合的な判断で借入期間を短くなって審査結果が出る場合もございます。

 

以上の1~4が住宅ローンの属性審査として挙げられます。

 

おさらいしますと

1:個人信用情報の照会

2:勤務先と勤続年数

3:収入

4:借入時の年齢

 

住宅ローンはいくら借りられるかではなく、無理なく返済できるかをしっかりと考えたいものですね。

 

住宅購入は、一生のライフプランの中の一つでしかありません。

住宅購入後、お子様の教育費や老後の資産設計はどうか?

 

生涯のライフプランに合わせたマンション購入計画を立てたいものです。

 

年齢が若ければ若いほど早くマンション購入した方は、後半楽になってくる傾向があります。

 

年齢が高くなってなってくると借入期間が短くなり、毎月の返済負担も高くなってきます。

 

皆様のマンション購入計画の参考になれば幸いです。

 

株式会社ユー不動産コンサルタント

脇保雄麻

03-5830-7600

 

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