こんにちは。

台東区上野で不動産問題解決コンサルティング仲介の株式会社ユー不動産コンサルタント脇保雄麻です。

今回は、「過去の取引事例から価値を見極める」です。

 

住宅購入を検討する際に気になるのが物件の相場観

何も知らずに物件探しを始めると、

検討しているエリアが実は予算に見合わないエリアだった…

ということが起こりえます。

 

また、インターネットの不動産サイトに掲載されている物件情報の価格はあくまで売主が売りたい価格でしかありません。

賢く不動産購入を行うには価格の妥当性を確認する必要があります。

実際に取引された過去の価格を知る

【土地情報システム】は誰でも簡単に見ることができます。

 

実際に売買された価格を蓄積し、誰もが見られるよう公開することで、

買主も売主も実状にあった「希望価格」を決めることができ、

安心してスムースに取引を進められる環境の創造を目的として、

国土交通省が「土地総合情報システム」で「取引価格情報」を提供しています。

 

 

土地情報システムの活用

この「土地総合情報システム」では、

不動産の購入者を対象としたアンケート調査に基づく情報を取引価格情報として公開しています。

地域や物件種別によって異なりますが、おおよそ全取引の3割をカバーしているそうです。

不動産購入は「資産価値」が重要です。

販売価格に惑わされず、冷静に不動産としての「価値」を見定める必要があります。

物件検討段階でエリアの相場観を知るには便利なサイトですので、ぜひご活用ください。

【土地情報システム】

 

不動産業者が使うレインズ

不動産事業者が利用するシステムでは、もっと多くの「取引事例」が確認できます。


不動産事業者が利用する「レインズ」というシステムがあります。

レインズには現在取引中の物件情報だけでなく、

過去の取引事例の情報も蓄積されています。

 

媒介を請け負った不動産事業者はレインズへの情報登録が義務付けられているので、購入者を対象とした「土地総合情報システム」よりもはるかに多くの取引事例を検索することができます。


ただし「レインズ」は不動産事業者しか取り扱うことができません。

ですので、

物件検討の際には物件情報だけでなく、

検討しているエリアでの取引事例に関する情報も調べてもらいましょう。

 


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誰でも簡単に過去事例から価値や口コミを調べられます。

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