【質問】
2階建ての一軒家で、父が高齢で階段を使わなくなったため、改装して二階部分を独立のうえ、賃貸にしました。
それから年月を経て、いよいよ父も高齢化が進み、施設への入居を視野に売却を検討していますが、二階の賃借人が居住中です。
現況で売却と、立ち退き料を払って退去してから売却するのではどちらがいいかと悩んでいます。
【回答】
こんにちは。
台東区上野で不動産問題解決コンサルティング仲介の
株式会社ユー不動産コンサルタント脇保雄麻です。
改築して二世帯住宅になっていると建築当初と現況が異なる場合に金融機関の担保評価が厳しくなると考えられますが、その前に築年数がけっこう経過されているような物件であればなおさらです。購入者が住宅ローンとして金融機関からローン借入は金利が高めの金融機関になったりする場合があります。
ご相談者様の物件がどのくらいの広さや大きさの物件かは分からないのですが、仮に賃貸以外の部分が通常の住宅としての間取りや大きさがあるのであれば、わざわざ賃借人を退去させなくても購入者の需要はあると思います。逆に金利が高くても賃貸部分の賃料収入でローン支払いをカバー出来るのであれば、買手も見つかると思います。
逆に普通の大きさの戸建てを1階と2階で分けて改築されているのであれば、かなり特殊だと思うので、2階の賃借人の立ち退き費用と通常の住宅に戻す修繕費用を考えると、
1階部分も賃貸用として売り出したほうがいいかもしれないですね。いずれにしても、どういう売り出し方したら良いかは、実際に物件見てみないと何とも言えないところがあります。
株式会社ユー不動産コンサルタント
脇保雄麻
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